鉄をシェイプアップ
 
異型みがき棒鋼の浅田製作所は
創業85年の経験と独自の技術を活かし、優れた品質の製品をお届けしています。
また、小ロットにも柔軟に対応し、地道な努力でお客様の満足度を高めています。

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浅田製作所について 製品について 浅田の匠
東大阪の異型みがき棒鋼 会社情報 会社案内
 
 

当社は大正14年(1925)に創業して以来、85年もの長きにわたって異型みがき棒鋼の製造ひと筋に歩んでまいりました。この間、戦争中の企業合同や戦後の分離独立を経ながら、その技術を研き続け、さまざまな分野のお客様に高いクオリティのみがき棒鋼をお届けしてまいりました。
その長い歴史の中で豊富な実績と独自のノウハウを築き上げ、現在は主に自転車部品を中心に自動車やミシン、工具、事務機、産業機械などに使われる異型みがき棒鋼を製造しています。
国内製造業の海外シフトに伴って、近年は中国や台湾、韓国などへ工場を移転させる同業者も増えています。また、ダイス製作や熱加工処理も社内でまかなう大手企業もあります。そんななかで、当社はこれまでどおりこの東大阪にこだわり、高度な専門技術を有するネットワークを活用しながら、着実にコツコツと丁寧なものづくりに専念します。
いま持っている技術とノウハウを活かし、お客様の満足度をさらに高める製品にチャレンジすることで新しい価値を生み出していきたい。そして、「他では真似ができない、浅田ならではの品質」と言われる異型みがき棒鋼をお届けしたい。そのためには、地道に継続すること、そして常に挑戦することが大切だと考えています。








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真直性、寸法精度、仕上加工の容易さに優れた引き抜きみがき加工は、素材を圧延により変形させる加工です。非切削のため、材料のコストと無駄をシェイプアップすることが可能です。
なかでも、私どもが得意とする異型みがき棒鋼はどのような形状にも対応が可能で、活用用途は多岐にわたります。

浅田製作所は精密機械、自転車部品を中心に自動車やミシン、工具、事務機、産業機械の分野において、小ロット多品種にフルオーダーでお応えしています。
私どもにできることは広範囲ではございませんが、「浅田製作所にしかできないこと」がございます。ぜひ、一度ご相談ください。

◎一般構造用圧延鋼材 ◎機械構造用炭素鋼 ◎機械構造用合金鋼
◎炭素工具鋼 ◎合金工具鋼 ◎硫黄・複合快削鋼
◎高炭素クロム軸受鋼    ※その他ご相談ください








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異型みがき棒鋼の製造過程で、「矯正」と呼ばれる最終工程。ここにも機械を採り入れる同業者が多いなか、当社は今でも熟練社員による手作業を続けています。―棒鋼の微妙な反りや変形を、センサーやコンピュータではなく、確かな人間の目でチェックし、長年の経験が築いた勘と手で矯正する。―お客様にお届けする直前の工程には、そんな人間くさい作業が必要だと考えているからです。
この工程を何十年も任されている職人は、毎日鉄と会話するように黙々と仕事に打ち込んでいます。お客様に「浅田には他には真似のできない何かがある」と言っていただけるのは、こんなアナログな技術を今でも保持しているからかも知れません。
当社の強みは小ロットにも柔軟に対応できること。この業界では「最低ロットは2t」が常識ですが、私たちは(素材にもよりますが)その4分の1の500kg、場合によっては300kgの小ロットでも喜んでつくらせていただきます。
素材となる鉄が2t単位で売られているために「最低ロットは2t」となるわけですが、それはつくる側の事情であって、お客様には関係ないこと。当社はできるかぎり小ロットにも対応しています。2t以下の単位では端材が出るので他の業者は敬遠しますが、当社はお得意先が多様で素材が共有できることや、1回のご発注は少量でも年間通じてのお取引として考えるために小ロットにも対応できるのです。
現場の職人たちも、小ロットだからといって手は抜きません。むしろ、ロットが少ないほど一つひとつの作業を丁寧にやっています。
質のいい異型みがき棒鋼は、質のいいダイスから生まれます。そのダイスの設計にも、現場の職人たちの長い経験や勘が反映されています。例えば、最終の形状に仕上げるためには何個のダイスが必要か、ダイスの間口の角度や穴の長さを何ミリにするかなどについては当社の設計スタッフと現場の職人たちが綿密に話し合って決めます。
設計図そのものはCADで作成できますが、そのCADの奥には当社が蓄積してきた独自のノウハウや頑固な職人たちのこだわりが潜んでいるのです。








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東大阪は「中小企業が集積する技術の街」あるいは「人工衛星をつくった街」として知られています。そのルーツの一つが、生駒山からの急流を利用した水車による伸線工業です。銅や真鍮を水車の動力で巻き取りながら線材にする工場が、明治中期には10社以上立ち並んでいました。
素材が銅から鉄に変わり、伸線工程から異型みがき棒鋼が生まれ、動力源が水車から電気に変わるという歴史をたどりながら、東大阪に異型みがき棒鋼の伝統が築かれたのです。当社の創業は大正14年ですが、創業者である浅田末吉は「昔は鉄材を山の中まで運んで、水車で巻き取ったものだ」と語っておりました。
当社の敷地には水の神様である八大龍王が祀られています。生駒山の頂上に大和八大龍王総本山の龍光寺があり、昔から「生駒の八大さん」と呼ばれて親しまれてきました。創業者の浅田末吉は異型みがき棒鋼を生み出したその生駒の水の神様に感謝し、同時に作業中の社員が事故に遭わないようにと願って工場の横に八大龍王を建立しました。
商売繁盛の神様を社内に祀る例は数多くありますが、30坪ものスペースに生駒山から運んだ巨大な石を安置する当社の八大龍王はその域を超えています。石を運び出すのも大変だったようで、その様子を見物するために近在から多くの人々が集まったと伝わっています。








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会社概要
 
商号 株式会社浅田製作所
代表者 代表取締役 浅田 勝
本社 大阪市天王寺区玉造元町18番20号
枚岡工場

大阪府東大阪市弥生町1番3号
TEL.072-982-0391(代表)
敷地面積 2,706平方メートル(820坪)
建物面積 2,191平方メートル(664坪)

原材料置場 大阪府東大阪市宝町1631番地
敷地面積 1,089平方メートル(330坪)
主要設備 連続抽伸機 2台
単式引抜機 3台
ドラム式伸線機 4台
冷間圧延ロール 4基
直線機 6台
矯正機 4台
画像寸法測定器
キーエンス社製 IMシリーズ 1台
創業 大正14年4月8日
会社設立 昭和30年1月8日
資本金 12,000,000円
目的 金属磨棒鋼の製作販売並びに下請加工
上記に附帯する一切の業務
主要取引先 株式会社シマノ
株式会社ダイニンテック
鳥取ロブスターツール株式会社
橋本工機株式会社
株式会社エクセディ
取引銀行 三菱東京UFJ銀行 上本町支店
三井住友銀行 新石切支店
 
 
大正14年4月8日 浅田末吉が東大阪市南荘町6番4号において浅田製作所を創業し、
伸線と特殊異型みがき棒鋼を主とするみがき棒鋼の製造を開始。
昭和16年12月 第1次企業整備令により、同業5社(浅田製作所、岡田製作所、
中谷製作所、土本棒鋼所、高橋シヤフト製造所)が企業合同し、
大阪磨鋼材合名会社を設立
昭和18年10月 第2次企業整備令により、株式会社矢倉商店を合併し、
大阪磨シヤフト有限会社(現・大阪磨シヤフト株式会社)を設立
昭和24年1月 大阪磨シヤフト有限会社より当社のみ分離独立し、
東大阪市南荘町6番4号において元の浅田製作所として操業を再開
浅田末吉に替わって、浅田石松が社長に就任
昭和27年4月 設備拡充のため、現在地に工場を移転
昭和30年1月8日 個人企業から株式会社に改組 資本金200万円
昭和33年10月 資本金を500万円に増資
昭和37年2月 資本金を800万円に増資
昭和41年12月 資本金を1,200万円に増資
昭和58年9月 浅田石松の死去に伴い、浅田勝が社長に就任
平成20年4月 本社改装

 
 
 
 
   
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